TOMIX C61 20を一般形に近づける

2023.07.05

[はじめに]
 KATO8620(58654)SL人吉 に引き続いて、TOMIXのC61 20を一般形に近づけてみました。方向性としては、保存機の大きな特徴であるテンダーの重油タンクを何とかする(隠蔽する)ことがメインです。その他、機関車本体も少し修正します。以下、その概要を写真を中心にお送りいたします。


[テンダー]
 TOMIX蒸機のテンダーは比較的楽に分解できました。重油タンクをできるだけ削って(角で穴が開くところは瞬間接着剤で埋めて補強)、石炭(バラスト)を盛り上げ、黒く着色しました。給水ハッチは剥ぎ取って中央に移設しました。


[機関車本体]
 機関車本体は少しだけ修正しました。まずは2台ある発電機の1台を従来のATS用発電機に交換しました。発電機(2台並んでいる)の1台を撤去してATS用発電機(KATO C55ジャンクから流用)に交換します。しかし、ATS用発電機が上方に飛び出ていて車両限界を突破してそうなので、後でもう少し背を低く修正するかもしれません。そもそも位置が違うのは諦めました(うーむ)。

(ATS用発電機の位置を低く修正しました:2023.07.09)

 次に、副灯のレンズ表現に違和感があったのでレンズを入れることにしました。しかし、苦労した割にはあまり変わりませんでした(がっくり)。



[完成]
 一応完成です。この後、機炭間をドローバーを短縮して約2mm短縮しました(トップの写真)。


[考察など]
 蒸気機関車はそれこそ1両毎・年代毎に装備などに違いがあるので、大所を押さえておけば良いのではないかと思っています。あまり細かいところにこだわっても大変ですし、どこまで自分自身が妥協できるか、というところでしょうか。
 なお、加工の過程をブログの2023年6月に掲載しているので、詳しくはそちらをご参照下さい。


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