KATO マニ35ジャンク車体を再生する

2019.03.19

[はじめに]
 KATOのマニ35(50番台:スハニ32の改造)ジャンク車体を入手していたのですが、これを再生できないかと思いついてしまいました。以下、その簡単な顛末を写真を中心にお送りいたします。

[必要なパーツ類の入手]
 車体は本当に車体だけなので(下の写真の真ん中)、他に屋根、窓ガラス、下回りなどが必要です。そのため、改造前の形式;スハニ32(KATO:下の写真の下)を中古で入手しました。続けて窓ガラス等の材料として、ちょっと贅沢ですがマニ60(KATO:スハニ61等の改造タイプ。下の写真の上)の車体ASSYも揃えました。


[上周りのパーツ類の移植]
 スハニ32からは屋根、貫通幌、妻板ハシゴ、一部の窓ガラスを移植します。屋根は取り付けツメの位置・形状が合わないのでツメを削り取り、後で軽く接着することにします。窓ガラスはマニ60(一部スハニ32)から一枚ずつ切り出してハメ込んでいきました。


[室内の加工]
 スハニ32の室内は座席の背ズリと仕切り板を切除しただけです。また、車体の荷物室ドアの出っ張りが室内と微妙に干渉するので、当たる部分を切り欠きます(床板も同様)。


[組み立て、完成]
 屋根と車体を合成ゴム系接着剤で数カ所ちょん付けして、完成しました。テールランプも点灯しますが、かなり電圧を上げないと光らないです。


[考察など]
 なんだかんだで、結構コストはかかりました。これだけコストを掛けるならセット(「だいせん」セットに含まれています)を買って、マニ35以外を売却する方が理にかなっているのですが、思いつきで色々工作するのが楽しいのでやむを得ません(^^;;)。
 なお、加工の過程をブログの2019年3月に掲載しているので、そちらもご参照下さい。


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