KATOマイテ49(初代・青大将)を改装する

2017.03.02

[はじめに]
 中古でKATOのマイテ49(初代・青大将)を入手しました。展望デッキが破損していたため、これを修復するとともに、現在のKATO青大将セットと同等レベルのマイテ49 2に改装することを目指しました。以下、その簡単な報告を写真を中心にお送りいたします。

[各部のチェック]
 車体を調べてみると、デッキ部分が大きく破損(落として角にぶつかった?)している以外は大きな問題はありませんでした。


[展望デッキの修復]
 展望デッキは曲がった屋根や手すりをだましだまし戻したり、プラ板を挟んで曲げ癖を戻したりしてなんとか修復しました。折れた支柱は組み立て後に接着(軟質プラなので完全にはくっつきませんが)することにしました。


[屋根の加工]
 青大将時代のマイテ49(マイテ49 2)は、冷房化されたため、屋根上にはベンチレータがありません(マイテ49 1はベンチレータと点検蓋がありました)。そこでベンチレータを削り落としてのっぺらぼうにし、銀色に塗装しました。


[床下の加工]
 オリジナルのマイテ49の床下は冷房化仕様ではないため、現在の青大将セットのマイテ58に準じた床下機器に変更しました。機器を撤去し、冷房装置などの機器をGMなどの別パーツで配置しました。


[塗装、組立て、仕上げ]
 車体はモリタの緑色5号(現KATO近似色)で塗装しました。車体を組み立て後、展望デッキ支柱の折れたところは瞬間接着剤で軽く接着するのに留めました。車輪は黒色車輪に、カプラーはジャンパ線付きKATOカプラーに交換して、他の青大将と仕様を合わせました。テールマークはオリジナルのままの「はと」です。


[考察など]
 これで青大将展望車が全種(マイテ39, 49, 58。厳密には車番違いがあるけど)配備できました。展望車揃い踏みは良いものです(^^)。展望デッキの損傷の影響が今後どうなるかは未知数ですが、歪んできた都度直していくしかないのでしょう。
 一方で、屋根のベンチレータ撤去跡が経年変化で凹んできました(がっくり。穴埋めの瞬間接着剤にゼリー状を使ったのが良くなかったようです)。できるだけ横から見ることにしましょう(苦笑)。
 なお、加工の過程をブログの2017年3月に掲載しているので、そちらもご参照下さい。


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